北海道喜茂別町 知来別(その4)
- 2018.03.31 Saturday
- 06:09
平成30年2月、北海道・道央後志 廃村探索、旅3日目、
知来別・第二喜茂別小学校跡の探索を終えクルマに戻ると、成瀬さんは
「神社はほとんど手入れされていないが、
近くにあった馬頭観音碑が集落入口に移転していて、毎年8月に有志が集い祀っている」
というRさんからの伝聞を知らせてくれた。
「馬頭観音碑を探して、探索の〆としましょう」
という私の声が採用されて、クルマは知来別入口を目指した。
どこに碑があるのかは、私がレストランに出向いて、ご主人に尋ねることで確認した。
碑はレストランから見て車道左手、右側の道端に静かに建っており、
雪を除いた後、探索が無事に〆まで進んだことに感謝して手をあわせた。
東栄、錦、知来別と3つ続けて馬頭観音が出てきたことで、
往時(昭和30年代ぐらいまで)、
この地の農村の暮らしに馬が深く係わっていたことを肌で感じた。
画像1:知来別・第二喜茂別小学校跡、校舎の側面
画像2:雪に埋もれた馬頭観音碑
画像3:馬頭観音碑には「大正13年」と刻まれていた
(2018年2月10日(土)午後1時30分〜50分頃)