平成28年5月30日(月)、上厚内から大館までの鉄道の旅、
南千歳から乗り継いだ2本目の特急 スーパー北斗は、
苫小牧で41分遅れ(最大遅れ)になった。
途中、伊達紋別を過ぎたあたりで
「新函館北斗の乗り継ぎはできません」というアナウンスがあり、
時刻表から計算した大館着3時間遅れを覚悟した。
気まぐれな旅ならば「まあいいか」と笑えるのだが、
大館では知人と食事会があり、夕方6時が待ち合わせ時間だ。
夕方5時10分着ならば、よい塩梅なのだが、
夜8時9分着では、その予定自体が流れてしまう。
座席を離れて、車掌に「何とかなりませんかね・・・」と
事情を説明しながら食い下がった。
それが功を奏したかどうかはわからないが、
八雲を出発し、遅れが35分まで戻ったところで一発逆転、
「時間調整をするので乗り継ぎできます」というアナウンスがあった。
新函館北斗着は午後2時45分、乗り換えは不思議にスムーズで
乗り継ぎは3分、新幹線はやぶさは定刻の4分遅れの午後2時48分、
新函館北斗を出発した。
スーパー北斗の乗車時間は約3時間、
とても疲れたが、何とかなってホッとした。
新青森着は1分遅れの午後3時51分、
函館にも青森にも行かないまま、津軽海峡を越えてしまった。
初乗りの北海道新幹線は、早いのはありがたいが、
駆け足だったこともあって、味も素っ気もなかった。
新青森からは、4本目の特急 つがるに乗り継いで、
雨が降る大館には、定刻通り夕方5時10分に到着した。
画像1 : はやぶさの車内から見た新函館北斗の駅名標
在来線ホームから新幹線ホームまでの乗り継ぎが楽だった以外、
どんな駅だったか、まったく記憶に残っていない。
(2016年 5月30日(月)午後2時47分)
画像2 : 新青森駅に到着するつがる
はやぶさは10両編成に対して、つがるは4両編成。
はやぶさ(新函館北斗−東京)は日に10往復もあるのに、
つがる(青森−秋田)は日に3往復しかない。
青森から秋田は、青森から東京よりもはるかに不便なのだ。
(同 午後4時46分)
画像3 : 雨が降る大館駅
大館は半年ぶり。なぜかなじみになっている。
3泊4日の旅で、傘を差したのは大館の夕刻だけだった。
(同 午後5時15分)