中洲の屋台街

  • 2015.05.28 Thursday
  • 07:32
平成27年5月18日(月)、佐賀県・福岡県の廃校廃村への旅、 
前日、天神に投宿した後は、福岡名物の屋台へと出かけました。
単独で出かける見知らぬ大きな街は、どことなく強面です。

休肝日と決めたこともあって鼻は利かず、天神では屋台を探し当てるまで30分もかかりました。
見つけたのは、西鉄福岡駅南側の単独屋台。
「やっと、みつかった」とホッとして、ラーメンを注文。
食べ終わって駅の対面に渡ると、数軒の屋台が並んだ区画が見つかりました。

バスで中洲に移動して、もう一軒行ってみました。
南新地バス停近辺で、夜のお店の客引きが居て、声をかけてきたので
「屋台ってどの辺に出ていますか」と尋ねると
「すぐそばの那珂川沿いに並んでいる」とのお返事。
訪ねてみると、10軒ほどの屋台が並んでいて、天神よりも賑やかです。
和服の女将さんのお店に入り、串焼きのセットとウーロン茶を注文し、様子を見ていると、お店にはアジア系の観光の方の姿が多かったです。
隣りのシンガポールから来たという若い男性客に、ビールを進められましたが、
「今日はお酒を飲まない日なんですよ」と、お返事しました。

朝、宿を出て改めて中洲の屋台を見に行くと,夜の賑わいが嘘のように何もなくなっていてびっくり。
営業の度、出して引いてを繰り返しているんですね。



画像1 夜の中洲の屋台街

(2015年5月17日(日)午後10時30分頃)



画像2 朝の中洲の屋台街跡

(2015年5月18日(月)午前6時頃)

西鉄福岡(天神)駅

  • 2015.05.27 Wednesday
  • 07:12
平成27年5月18日(月)、佐賀県・福岡県の廃校廃村への旅、 
宿を天神にとった関係で、思い付きで西鉄福岡(天神)駅から天神大牟田線に乗ることになりました。
西鉄って、名前は知っているけれども、これまで乗ったことがなく、どんな電車が走っているのか知りませんでした。

手持ちのツーリングマップを調べると、西鉄天神大牟田線とJR鹿児島本線の接続は極めて悪く、乗換え駅は歩く距離が1kmほどの二日市を選びました。
花畑(久留米のひとつ先)行きの急行電車が西鉄福岡(天神)駅を出発したのは朝6時37分。
初めての西鉄電車は、全員が着席できる程度の混雑度です。
見知らぬ電車の車中には,ほのかな刺激がありました。



画像1 西鉄福岡(天神)駅の駅ビル



画像2 西鉄福岡(天神)発 花畑行き急行電車

(2015年5月18日(月)午前6時30分頃)

福岡県宮若市(旧若宮町)犬鳴

  • 2015.05.26 Tuesday
  • 06:24
平成27年5月18日(月)、佐賀県・福岡県の廃校廃村への旅、 
五ケ山の探索が終わったのは正午頃。荒天でもあり、新鳥栖に引き上げることも考えましたが、私が住む埼玉から福岡は遠い県です。
「もうひと頑張り」と決めて、R.385を福岡市街方向に走り、春日、大野城、宇美、須恵、久山といった郊外の町を抜けて、福岡−直方間の山間の犬鳴を目指しました。

犬鳴(いぬなき)は、筑豊を流れる遠賀川の支流 犬鳴川の上流部にあり、犬鳴ダム(平成6年竣工)の建設により、昭和60年に閉村となりました。
ダム湖の名称「司書の湖」は、江戸時代後期、犬鳴に鉄山を開き、山城を作った福岡藩の家老 加藤司書の功績をたたえて名づけられたとのこと。
県道の新犬鳴トンネルを越えると、左手にダム堤体が見えて、犬鳴到着にホッとひと息。しかしクルマを停めた頃、雨は本降りになっていました。

吉川小学校犬鳴分校は、へき地等級1級、児童数17名、明治15年開校、昭和41年閉校。
堤体から時計回りにダム湖畔をクルマで走ると、すぐに「犬鳴区移転者記念の碑」が見つかりましたが、村影さんのWebで見た記憶がある分校跡の案内板は、見当を外したらしく見落としてしまいました。



画像1 犬鳴ダムに着いた頃、雨は本降りになっていた



画像2 ダム湖畔に「犬鳴区移転者記念の碑」が見つかった 

(2015年5月18日(月)午後1時30分〜2時頃)

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福岡県那珂川町五ケ山

  • 2015.05.25 Monday
  • 05:59
平成27年5月18日(月)、佐賀県・福岡県の廃校廃村への旅、 
大川内に続いて目指した廃村は、福岡県那珂川町五ケ山(ごかやま)です。 
五ケ山は、福岡市街を流れる那珂川の上流部にあり、五ケ山ダム(未竣工)の建設により、平成17年に閉村となりました。大川内と五ケ山は県境を挟みますが、距離は3kmほどしか離れていません。
R.385佐賀大橋を渡り、大きな橋が続く新道を走り切り、まず網取(大字五ケ山の中心集落)にある神社に足を運びました。
「山神社」という扁額があるこの神社、近くに農作業をされる地域の方がいたので、神社について尋ねたところ、「昔からここにある」とのお返事でした。また、学校跡について尋ねたところ、「旧道沿いに跡地がある」とのお返事をいただきました。

五ケ山小学校は、へき地等級2級、児童数65名(S.34)、明治7年開校、昭和41年閉校。
工事関係の車両が走るR.385旧道を「行けるところまで行こう」とクルマを走らせると、車窓の右手に一目で学校跡と分かる場所が見当たりました。
クルマを停めて探索すると、門柱と「五ケ山小学校跡地」の碑(平成元年建立)、ブロック造りの小屋、動物のオブジェを見つけることができました。
改めて新道を走ってダム堤体を確認したところ、小学校跡は堤体のすぐ下手でした。
また、五万地形図(背振山、S.43)を確認すると、文マークは網取の上手約1km、周囲に家がない場所に記されています。この場所に学校があったのは、大字五ケ山の各集落から平均的に通いやすかったからの様子です。



画像1 旧道沿いを走るとすぐにそれとわかった五ケ山小学校跡



画像2 五ケ山小学校跡に門柱と跡地記念碑が見つかった



画像3 新道からダムの堤体を確認すると、すぐ下に小学校跡が見当たった 

(2015年5月18日(月)午前11時〜正午頃)

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佐賀県吉野ヶ里町(旧東背振村)大川内

  • 2015.05.24 Sunday
  • 10:13
平成27年5月18日(月)、佐賀県・福岡県の廃校廃村への旅、
福岡市街の宿を出発したのは朝6時。宿から近い西鉄福岡駅からローカル電車に乗って、二日市、鳥栖で乗り替えて、レンタカー店がある新鳥栖駅に到着したのは午前8時。
まず目指した廃村は、佐賀県吉野ヶ里町(旧東背振村)大川内(おごうち)です。
大川内は、福岡市街を流れる那珂川の上流部にあり、五ケ山ダム(未竣工)の建設により、平成17年に閉村となりました。

R.385佐賀大橋(佐賀と福岡の県境)で枝道に入り、たどり着いた大川内では「五ケ山豆腐」というノボリが見当たりました。
そのお店は「立入禁止」の看板がある旧道沿いに建っていたので、ここでクルマを停めて、お店に入って大川内の情報収集です。

お店の中には五ケ山ダムの詳しい地図が貼られており,神社の移転地が佐賀大橋のそばにあることがわかりました。
醤油を買いがてらお店の方に大河内について尋ねると、「立入禁止の看板を越えて1kmほど歩くと、神社のご神木が残っている」とのお話を伺うことができました。
傘をさして「お邪魔します」と声をかけて立入禁止の看板を越えると、穏やかな雰囲気の旧道が続いています。
やがてたどり着いた家々が取り壊された集落跡には、児童注意の標識が残っていました。
続く三差路を右に折れて坂道を上がると、川の方向にご神木が見つかりました。そばの案内板には「佐賀県指定天然記念物 大川内の杉」、「山祇神社の神木として長い間住民に親しまれた」と記されていました。

大川内小学校は,へき地等級2級,児童数21名,明治8年開校,平成4年休校、平成17年閉校。
跡地の特定はできませんでしたが、神社の移転地を訪ねたところ、いろいろな碑の中に、小学校の門柱と「大川内小学校移転記念碑」(平成20年建立)を見つけることができました。



画像1 児童注意の標識が残る大川内集落跡(先の橋はR.385佐賀大橋)



画像2 集落跡に残る神社のご神木



画像3 神社の移転地に移設されていた、小学校の門柱

(2015年5月18日(月)午前10時〜11時頃)

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アマリリスが咲きました

  • 2015.05.23 Saturday
  • 07:58
先週の土曜日(5/16)、大阪出張の仕事の最中、
妻から「アマリリスが咲きました」というメールが来ました。

そのルーツは、平成18年6月、八丈島で買った苗です。
以来、毎年この季節になると、赤くて大きな花を咲かせます。

今年は例年よりもやや早めに咲きました。
1週間前に咲いた2つの花はしおれましたが、
現在3つ花が咲いていて、4つつぼみがあります。
アマリリス、しっかり根を張ったみたいです。



画像1:ガーデンのアマリリス
花が咲く頃は、目立つところに移動させます。



画像2:アマリリスの花
5月の今頃は、いちばん好きな季節です。

(平成27年5月23日(土)午前6時30分頃)

長崎市街の坂道を探索する

  • 2015.05.22 Friday
  • 07:32
平成27年5月19日(火)、長崎県の廃校廃村への旅、
軍艦島上陸観光に出かける前に、前哨戦として
長崎市街の坂道を探索しました。

茂里町電停から一本足鳥居がある山王神社まで行き、
ここを起点にして、南に向かって歩くと
長崎観音の観音様の背中あたりまで、
半分以上車道を通らないで、高台を歩き通すことができました。

クルマが走れない町の造り、好きなんですよ(^_^)
探索の面白みという点では、
この旅でいちばんだったかもしれません。



画像1:一本足鳥居(山王神社 二の鳥居)
原爆の爆風で片足だけが残ったという遺構ですが、
生活の中に溶け込んでいる感じがします。



画像2:西浜町 斜面に広がる住宅街
コンクリ階段の感じが、軍艦島の地獄段に共通しますね。
「地獄坂」なるものもあるとのことで・・・



画像3:コンクリ階段に構えていたネコ
後ろ脚を高くした体勢でものを食べると
消化に悪そうですが、大丈夫なのかな?

(2015年5月19日(火)午前9時30分頃)

軍艦島上陸観光

  • 2015.05.21 Thursday
  • 07:31
平成27年5月19日(火)、長崎県の廃校廃村への旅、
「廃村千選」のポイントでいちばん知名度が高いのは
長崎市(旧高島町)端島、いわゆる軍艦島に違いないことでしょう。

15年ぶりの軍艦島上陸観光、世界遺産勧告の流れがあって、
賑わっていました。
3時間のプログラムのうち、島の周遊は30分ほど、
上陸は50分ほど。
心配された物足りなさは、取りあえず今回はしませんでした。
長い目で少しずつ整備して、上陸観光できる範囲を
広げていけると良い感じがしました。



画像は、軍艦島上陸観光の風景です。
正面の四角い建物が、日本最古のRC造高層アパート(30号館)です。

(2015年5月19日(火)午後12時頃) 

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福岡県・佐賀県・長崎県の廃村に行ってきました

  • 2015.05.20 Wednesday
  • 06:59
平成27年5月18日(月)〜19日(火)、2泊3日で
福岡県・佐賀県・長崎県の廃校廃村への旅に行ってきました。 
訪ねたのは、佐賀県吉野ヶ里町(旧東背振村)大川内、
福岡県那珂川町五ケ山、宮若市(旧若宮町)犬鳴、
長崎県長崎市(旧高島町)端島、大村市箕島の5か所で、
大河内、五ケ山、犬鳴は初訪、端島、箕島は再訪です。 

月曜(大河内、五ケ山、犬鳴)が荒天、
火曜(端島、箕島)が晴天だったのは、幸運でした。
両方晴天だったら、いちばんですが、
月曜晴天、火曜荒天だったら、がっかりしていたところでした。

画像は、帰路の箕島(長崎空港)で撮った、
慰霊碑(法界萬霊碑)がある場所の遠景です。
箕島は、昨年5月1日の慰霊祭に参加して、永年の夢だった
慰霊祭の取材、慰霊碑の確認ができたのですが、
空港からその場所の遠景を確認したのは、今回が初めてです。

搭乗間際まで花文字山の慰霊碑がある場所の遠景を見ていたところ、
とても良い感じで飛行機が曳航されてきました(*^_^*)
端島(軍艦島)上陸観光のすぐ後に、
箕島に足を運んた実感が得られたのは、思いもよらすの収穫でした。



画像1 : 箕島・慰霊碑がある場所の遠景
一段高い場所へ向かう道が登り着いた場所、
丸い茂みの奥に慰霊碑があります。 



画像2 : 箕島・慰霊碑がある場所の遠景(拡大)
「廃村と過疎の風景(9)」No.13の、箕島慰霊祭の記事と組み合わせると
イメージがつかめるのではないかと思います。 

(2015年5月19日(火)午後3時30分頃)

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林道大平軽沢線の標柱

  • 2015.05.15 Friday
  • 07:28
平成27年5月10日(日)、
新潟県・中越の廃校廃村への旅
道路情報を見ると、軽沢を通る県道559号新座八箇線の
十日町市三ツ山−津池間(5.2km)は、冬期閉鎖のため
H.26年12月1日からH.27年6月上旬まで
全面通行止となっています。

訪ねたところ、入口には看板は出ていますが、
クルマが通れるスペースは確保されていました。
実質使えるようになってからも、情報が更新されないのは
いわゆるお役所仕事だからでしょうか。
隣り村 美女木(廃村)のおばあちゃんは
「年の半分は雪に埋もれる」と話していました。

県道から軽沢で分岐する林道は、大平軽沢線といいます。
大平は、十日町市内のどこかの地名らしいです。
魚沼市(旧守門村)大平ではありません。
標柱は、雪融け後らしい立ち方で迎えてくれました。



画像1 林道大平軽沢線の標柱
(画像を52度時計と反対回りに回転)



画像2 林道大平軽沢線の標柱
(元画像)

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