平成25年5月26日(日)、新潟県中越地方の農山村の廃村めぐりの帰り道、
群馬県嬬恋村の鉱山関係の廃村 小串(おぐし)に、
かずさん、のりさんと3名で出かけました。
私は平成18年7月、同年10月以来、6年半ぶり3回目です。
◎午後12時45分
毛無峠から御地蔵堂に向けて出発。
峠からの歩道で小串に向かうのは初めて。
途中、山歩きの格好の小串探索チーム(10名強)とすれ違う。
峠に固まって残っているものとは別の索道の支柱には、ケーブルが残っていた。
◎午後1時8分
御地蔵堂到着。
ここで毎年7月下旬、関係者で、慰霊祭と懐かしの集いの会が行われる。
トイレなどの施設は、まだ施錠されていた。
◎午後1時20分
毛無隧道の入口が近くにあるとのことで、かずさんに案内していただく。
全長1332m、昭和28年に開通し、昭和46年の閉山とともに保安のため密閉。
群馬県高山村の林道湯沢線に接続していたという。
◎午後1時35分
小串一区、二区あたりを探索。
共同浴場跡?、マーケット跡、労組の建物跡などが見つかる。
◎午後1時55分
小串小中学校跡あたりを探索。
回旋塔は、無住化から42年経過しても、しっかりと立っていた。
近くにある、幼稚園跡のガレキもしっかりと見た。
◎午後2時15分
小串四区を通過。
家々があったことを示すかのようにスイセンの花が咲いていた。
◎午後2時25分〜3時
小串五区に到着し、探索。
四区−五区間のササ藪は、予想にたがわず厳しかった。
その藪を越えてたどり着くところに値打ちを感じた次第。
一見平屋建ての職員クラブ跡には、階段が2か所ある。
後で調べたところ、2階は木造モルタル造、1階のRC造だったとのことで
RC造の建物の傷み方は、松尾鉱山、端島の建物にも共通する。
◎午後3時12分
無事に探索できたことに感謝して、山神社にお参り。
◎午後4時8分
御地蔵尊で一服しながら、毛無峠へ戻る。
ジロー坂は、日影の部分にまとまった雪が残っていた。
3時間ほどの小串の探索では、探索チームの方々以外には
誰にも出会わなかった。