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三江線完乗記(その1)

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    7月10日(月)、夏休み前の月曜の早朝、
    「この時期、この時間なら、マニアは少ないかな」と思いきや
    ホームには結構な数のてっちゃんがたむろしていた。
    後で数えると、私も含めて14名。
    これに対して、地域の方の姿はゼロだった(三次−口羽間)。

     

    三江線(三次−江津)は108劼發△蝓
    早朝5時38分三次発浜田行きの気動車が江津に着くのは9時21分。
    実に3時間43分もかかる。
    マニアの数が多いのは、三次発の1日5本の便のうち、
    江津まで直通するのは日に1本しかないことにもかかわりがあるらしい。

     

    気動車は1両編成。4つしかないボックス席の一角に
    何とか入ることができた。
    対面には年配の男性客がひとり。
    話好きな方で、Aさんは75歳。聞けば福井県からの旅の2日目で
    JR西日本の会員限定3日間乗り放題きっぷを使っていて、
    昨日は福塩線(福山−塩町−三次)に乗ったが、
    大雨が降ってたいへんだったらしい。

     

    広島と島根の県境あたりの江の川は、早朝らしい川霧が出ている。
    水量は多く、さびのような色をしている。
    「バリバリ」と音がするので、何かと思ったら、
    気動車が線路敷に茂った夏草をかき分けて走る音だった。
    制限速度25km/hの区間もあって、森林鉄道のようでもある。

     

    県境(島根県側)に位置する口羽着は6時35分。
    28分も停車するので、てっちゃんはホームに降りて、
    それぞれのペースで写真を撮るなどして、うろつき始めた。

     

     

     画像1:三次駅・三江線の運転状況の案内
      「定刻に発車いたします」は、ありがたいことだ。
      この日の夕方、新聞記事を読むと、前日は大雨で
      「三江線は普通8本が運休して、計約70人に影響した」
      と記されていた。

     

     

     画像2:三次駅3番線に停まる浜田行き気動車
      白地に水色と濃い青の帯は、山陰線のカラーらしい。
      橙色の気動車に囲まれて、目立っている。
       
      (平成29年7月10日(月)午前5時30分頃)

     

     

     画像3:川霧がかかる江の川
         (長谷−船佐間)
       江の川は中国地方いちばんの大河で、
       三次は中流域の盆地に、江津は河口に位置する。
       三江線は、古くからの水運の流れを引き継ぐ形で建設されたが
       部分開通は昭和5年、全通したのは昭和50年のことだった。

     

      (同 午前6時頃)
     


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      • 2017.11.23 Thursday
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