新潟県十日町市(旧川西町)平見

  • 2013.07.15 Monday
  • 07:28

平成25年春 新潟県中越の廃校廃村めぐり、
旅2日目 5月25日(日)の起床は朝5時頃。天気は晴。身繕いをして宿を出発し、まずは24時間営業のコンビニで、朝食の調達などの買い物です。
五万図(松乃山温泉、S.43)を見ると、旧川西町の中心部と丘陵の境目には名前入りのお寺(長福寺)があります。長福寺からは丘陵の尾根に続く道があって、尾根に出てから平見、田代に行く予定を立てました。途中、分校がなかった星名新田と再訪の越ヶ沢にも立ち寄る予定です。
曹洞宗龍雲山長福寺は、応永15年(1408年)に開かれたという由緒があります。バイクを停めて広い境内のブナ林を散歩していると鐘が鳴ったのですが、なぜか軒先に吊るされた鐘は建物の中で突かれていました。



長福寺の上手にある灌漑用ダム(長福寺ダム)を見下ろす場所で、ヤマフジの写真を撮っていると、ヘルメットをはずしてかぶる作業が邪魔くさくなりました。
スピートは出せない山中の道、「まあいいか」と右ミラーにヘルメットをかけて、しばらくノーヘルで走ることになりました。
丘陵の尾根道は走りやすく、時々農作業や山菜採りの方のクルマが通ります。最初の目標、平見(ひらみ)の分岐には鎖が施されていましたが、「お邪魔します」と断って、先へと進みました。
やがて見晴らしが良くなり、広々した棚田に到着しました。ここで道は怪しくなるのですが、二万五千図(岡野町、H.19)には水田マークが記されており、位置関係を把握して枝道の枝道に入ると、古い納屋と農作業をされるおばあさんの姿が見当たりました。



千手小学校平見冬季分校は、へき地等級2級、児童数3名(S.34)、昭和21年開校、昭和37年閉校。集落の離村は昭和47年。
おばあさんにご挨拶をして、話をうかがうと、平見は「平見八軒」と呼ばれる歴史のある隠れ里のような村で、私が嫁いで来た頃はクルマの道はなかったとのこと。冬季分校は納屋の手前、白いヤマフジが咲いているあたりにあったこと、高度成長期、町からの要請で解村になったことなど、いろいろ教えていただきました。



おばあさんが耕す小さな畑のそばには、山水を溜める用に古いタイル張りの風呂桶が使われていました。
そのうちに棚田で農作業をされていたご子息が来られて、「昔からの村の神社も見ていくとよい」と、山に少し入った場所にある神社を教えていただきました。

山深くの平見で、村の方と話ができるとは思いがけない展開です。
そして、ノーヘルは地域の方にご挨拶しやすくなることが、経験的にわかりました。

コメント
55年ぶりに小学校卒業の作文集が出てきました。
その中で、遠足先の「平見」をGoogleでさがしても見つかりませんでした。
検索をしたらこちらのHPで場所がすぐわかり、涙が出るほどの
感激をしました。
健康に留意し、あなた様の今後の貴重な成果に期待しています。
  • 山藤 照男(やまふじ)
  • 2018/06/10 11:29 AM
>やまふじさん
 はじめまして。へき地ブログへようこそです。
 新潟の廃村は、全国的に見て、情報量が少ない感じがしています。
 「情報発信の一翼を担っている」と思うと、
 張合いが出て、嬉しさを感じます。
 「廃村千選」の更新は、健康に留意して、
 末永く続けたいところです。
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