愛媛県西条市 黒瀬本郷(その2)
- 2018.12.13 Thursday
- 06:56
平成30年11月上旬、愛媛県の廃村探索1日目、
黒瀬小学校は、へき地等級無級、児童数73名(S.34)、明治10年開校、昭和45年閉校。
学校跡は黒瀬ダム1号公園の沖合150mほどの湖底にある。
1号公園には人の気配はなく、探索しても離村記念碑や学校跡地の碑の類は見つからない。
諦めてクルマに乗り、先に進もうとしたところ、湖畔の小さなスペースに移転の概略が付記された「黒瀬ダム湖」の碑が見つかった。
>昭和48年3月、多目的ダムとして完成
>ダムの完成に伴い、112世帯、107戸が水没し、
>西条市、周桑郡等に新居を求めた。
>平成16年3月 西条市教育委員会
探索が終了し、ロスタイムと言える時間に、離村記念碑といえる石碑が見つかり、私はとても嬉しかった。
画像1: 人の気配がない黒瀬ダム1号公園
画像2: 新しい地蔵(昭和60年建立)が、湖畔の各所に建つ
画像3:「学校水没地はこのあたりかな」と黒瀬湖を見つめる
画像4: けもの道にも足を運んだが、収穫はなかった
画像5: 最後の最後に、移転の概略が付記された「黒瀬ダム湖」の碑が見つかる
(2018年11月3日(土祝)午後3時30分〜4時10分頃)