豊浦町 新富小学校跡
- 2018.09.27 Thursday
- 07:01
平成30年6月中旬、北海道・後志の廃村探索 旅3日目(6/10、日曜日)、
蘭越町川上に続いて、現住集落 豊浦町新富にも立ち寄った。
新富の戸数は14戸(H.27)。その多くは大規模な酪農家で、冬の積雪は厳しそうだが、
生活は豊かな感じがする。
新富小学校は、へき地等級5級、児童数34名(S.34)、明治40年開校、平成15年休校、平成18年閉校。
道道32号線と914号線(新富神里線)の三差路から校舎が見えたので、
様子を見に行くと、学校跡のそばに住まれる地域の方(Tさん、40代の男性)と出会った。
Tさんは平成28年に横浜から新富に移住され、新富では酪農体験ガイドをされているという。
小学校の校舎を見学させていただくと、体育館の中には詳細な新富地区の年表が貼られていて、
「へき地5級地が4級地に変更になったのは、除雪体制が整った昭和63年のこと」とわかった。
画像1: 新富小学校跡の校舎
瀟洒な校舎には、15年前(平成15年)まで児童が通った。
画像2: 新富小学校跡、体育館
まだまだ新しいように見えるが、
Tさんによると、少しずつ傷んできているそうだ。
画像3: 新富の歩み(年表)
情報満載の手書きの年表は、平成7年で止まっていた。
(2018年6月10日(日)午後1時25分〜1時50分頃)
20年以上前訪れたときはまだ現役だったんで…
・・・案内されたとはなんと幸運な!はじめっち
もっと黄緑や黄色が鮮やかな学校だったでした。
・・・地区で一番目立ってましたみならいかのん
93年版の教育関係職員録では「4級」になってたんで、
いつからなんかな?と思っていたんすが…
酪農は「電気(地震で北電の弱点が…)」と「ミルカーが通年走れる道路」が必要だから、
それまではどうだったんだろうか?と想像つかないっす。
・・・酪農家自身の機動力?が頼りだったのかもすゆたか
体育館もんのすげぇきれいなのだ。
あたいはむずかしいことはよくわかんないけども、
アッパーライトが舞台の外に出てるから、舞台下前面に雛壇とか敷いて、
せりだしを作って学芸会とかしたのかな?とか思うのだ。
・・・こんな立派ならバスケもできそうなのだつるみん