「廃村千選」、画期的な更新を行いました

  • 2018.05.13 Sunday
  • 08:23

GW(2018年5月3日(木祝))、新潟県のフィールドワークの合間を縫って、
「廃村千選」で画期的な更新を行いましたので、お知らせします。

茨城県神栖市深芝浜、千葉県芝山町台宿、大阪府大阪市西淀川区西島の3か所を
「廃村千選」に追加しました。


茨城県、千葉県、大阪府は、それぞれ従来「廃校廃村はゼロ」としていたのですが、
一気にすべて「廃校廃村は1か所」になりました。

 

● 深芝浜(ふかしばはま) 
 ・鹿島港の南側にあり、現在集落跡は鹿島工業地域(製油所、発電所)になっています。
 ・息栖小学校深芝浜分校は昭和44年9月閉校、同年10月鹿島港が開港しています。
 ・閉校、開港と同じ頃(昭和44年)、深芝浜集落の解散式が行われたようです。
 ・分校跡の現所在地名 東和田(とうわだ)は、昭和48年、深芝浜を改称・再編して成立したようです。

 

● 台宿(だいじゅく) 
 ・成田空港の南側にあり、現在集落跡は空港南部工業団地になっています。
 ・台宿にあった岩山小学校は昭和50年閉校です。
 ・昭和53年の台宿の戸数は31戸ですが、昭和59年にはゼロになっています(住宅地図による)。
 ・成田空港は昭和53年5月開港。離村要因は空港の騒音対策と思われ、昭和53年頃と推定しています。

 

● 西島(にしじま) 
 ・新淀川の河口付近にあり、現在集落跡は阪神工業地帯の一角(工場の敷地)になっています。
 ・西島にあった川北小学校は昭和44年4月、神崎川対岸の中島に移転しました。
 ・西島(学校跡)の標高はマイナス1m。たびたび高潮の被害があり、居住には向いていません。
 ・複数年の住宅地図の比較から、西島の無居住化は平成15年頃と推定しています。

 

深芝浜と台宿は、この3月に現地を訪ねた村影弥太郎さんからの報告で、その存在を知りました。
鹿島と成田は、見つかってしまうと「なるほど」と思える場所です。
西島は存在を把握していましたが、川北小学校が存続しているため、取り上げていませんでした。
西島には、2010年11月に足を運んでおり、レポートが「廃村と過疎の風景(8)」番外編 にあります。

 

「47都道府県すべてに廃校廃村が所在する」というのは画期的なことです。
全県踏破も未達成になるのですが、そこまでは言及しないことにしようと思います。
「県内に1か所=行ってしまえば完訪」になるので、深芝浜と台宿、年内には足を運ぼうと思います。

 

 

 画像1:深芝浜(五万分の一地形図 潮来(1969)より)
    現地で集落に係わるものは、「深芝浜交差点」の掲示板ぐらいのようです。

 

 

 画像2:台宿(五万分の一地形図 成田(1970)より)
    工業団地の中に、学校跡の碑が建っているようです。

 

 

 画像3:西島(五万分の一地形図 大阪西北部(1967)より)
    町域に西島住吉神社があります。

 

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