東根温泉・山菜をゆでていただく
- 2019.05.15 Wednesday
- 06:53
令和元年5月中旬、山形県の廃村探索、
大石田町 三和炭鉱跡の探索では、現地で山菜採りを行った。
私は、ゼンマイとコゴミを採り、
ウルイというなじみがない山菜をプレゼントされた。
さて、問題はこれをどうするかだ。
探索のメンバーは「今日中にゆでないといけない」という。
東根温泉の宿に着き、「まずは宿で頼むことだな」と思い
「ゆでることができないか」とご主人に話すと、
「ウチではできない」とのこと。
そうすると、食事をとる店にお願いするしかない。
幸い、宿には「料飲食店ガイドマップ」というものがあった。
夜の温泉街を歩き、「まるこ食堂」という店に入り、
ギョウザ定食を注文する。
女将さんに事情を話すと、「ゼンマイはアクが出るからダメだけど、
コゴミとウルイはやってあげるよ」という、嬉しい言葉をいただいた。
さらに、ショウガ醤油で食べれるようにしてくれた。
ゼンマイは、女将さんに「山菜好きのママがいる」というスナックを
紹介していただき、スナックでゆでていただいた。
「ゴールド」というそのスナックのママは、
「今朝山菜採りに行っていた」とのことで、
タラノメとコシアブラの天ぷらを作ってくれた。
画像1:東根温泉 料飲食店ガイドマップ
知らない町で、マップを片手に鼻を利かせて店を選ぶ。
よい店に入れると嬉しいものだ。
東根温泉は観光地色が薄く、湯質もよかった。
画像2:コゴミとウルイを食する
コゴミは10年前の沓津の春まつり以来、なじみがある。
これからウルイも、なじみに加わるだろうか。
画像3:スナックでゼンマイを用意する
ゼンマイは、春の廃村探索ではよく見るが、
アク抜きのことがあるので、これまで採ることがなかった。
(2019年5月11日(土)午後8時〜11時40分頃)
画像4:ゼンマイを天日干しにする
春の廃村では、おばあさんがよくゼンマイ干しをしている。
浦和で干しゼンマイを作れるとは、思いもよらなかった。
(同15日(水)午前6時頃)