古鹿熊再訪
- 2019.05.10 Friday
- 06:44
平成31年4月GW、富山県の廃村探索、
魚津市古鹿熊(ふるかくま)には、初訪時(平成26年7月)、
クマらしき動物や、マムシにに遭遇したため、
満足な探索ができなかったという因縁がある。
今回は、春先の穏やかな風景を目指して、クルマを走らせたのだが、
角川ダム奥の三差路から先は通行止になっていた。
三差路から集落跡までは3.5km。
迂回路はなく、歩いていくしかない。
通行止の理由は「法面工事のため」とあったが、
歩いていてクルマが走れそうにない区間はなかった。
県道の終点から坂を上り詰めた場所には「古鹿熊ふるさと会館」が建っており、
会館の向かいには個人の顕彰碑と仏様の像があった。
今回は、これに加えて白山社にたどり着くことができた。
寺跡探しは時間切れになったが、とりあえずリベンジは果たせた。
黒部宇奈月温泉駅にも、4時間の枠以内に戻ることができた。
画像1:角川ダム奥の三差路・通行止の標示
GWのため、工事はお休みだった。
画像2:古鹿熊ふるさと会館(旧分校 教員住宅)
平成27年頃までここで、GWに「ふるさと祭り」が行われていたという。
人の気配はなかったが、荒れた感じはなかった。
画像3:ハスの花の上に座った仏様が見守る
「また来たよ」と声をかけたくなる、味がある仏様だ。
画像4:村社 白山社(その1)
神社は、急勾配の斜面の上にあった。
画像5:村社 白山社(その2)
この風景にも、集落の方のプライドが感じられた。
(2019年4月30日(火)午前10時30分〜12時10分頃)