北海道浦幌町 上厚内(その5)

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    平成28年5月30日(月)、道東・十勝の廃校廃村めぐり、 
    駅がある高度過疎集落 上厚内、
    実は辺鄙な山奥ではなくて、国道38号線沿いにあったりする。

     

    メインストリートの東端は踏切になっていて、
    その先はクルマがたくさん走る国道が通っている。

    上厚内の神社は、国道沿いにある。
    探索の大詰め、私は階段を上がって、集落の神様にご挨拶をした。

     

     

     画像1 : 上厚内・国道38号線
      踏切に向かう道路標識には「上厚内市街」と記されている。
      廃屋多数、現住家屋2戸でも、
      「市街」というのは、何かほほえましい表現だ。

     

     

     画像2 : 上厚内神社の鳥居
      北海道らしい白の鳥居が待ち構えていた。

     

     

     画像3 : 上厚内神社の拝殿
      しっかり手入れがなされた、綺麗な拝殿だった。
      「上厚内 神社」で検索すると、2015年11月 浦幌神社に合祀され、
      「100年の歴史に幕」という記事が出てきた。

     

     (2016年 5月30日(月)午前6時45分〜7時5分頃)
     


    北海道浦幌町 上厚内(その4)

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      平成28年5月30日(月)、道東・十勝の廃校廃村めぐり、 
      駅がある高度過疎集落 上厚内、

       

      小学校跡の探索に続いては、集落のメインストリートを西から東へと歩いた。

      現住の家は2戸で、うち1戸にはクルマが停まっていない。
      無住の家のうち1戸は、比較的最近まで住まれていた感じがした。
      二万五千図(厚内、S.61)には、32戸の家屋が記されているが、
      集落のそばの農地は北海道としては狭い。
      過疎が進んだ理由は、農業、畜産業に向かない場所だからではないだろうか。
      「人口統計ラボ」Webで調べたところ、
      上厚内の就業者総数(H.22)は3名で、農林業はゼロだった。

       

       

       画像1 : 上厚内・メインストリート(1)
        小学校跡のそばから東側を望む。
        左側に小学校跡、商店跡、右側に現住家屋、駅がある。

       

       

       画像2 : 上厚内・メインストリート(2)
        もう一軒の現住家屋のそばから西側を望む。
        左側に廃屋群、右側に最近まで住まれていた感じ家屋がある。

       

       

       画像3 : 上厚内・駅近くの廃屋
        商店跡をはじめ、たくさんの廃屋が残っているのも
        上厚内の特徴といえる。

       

       (2016年 5月30日(月)午前6時35分〜50分頃)
       


      北海道浦幌町 上厚内(その3)

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        平成28年5月30日(月)、道東・十勝の廃校廃村めぐり、 
        小学校跡は駅入口から見ると、左側(北西側)にある。
        私は地形図を見る分には、駅が平面で学校跡が高台にあると想像したが、
        行ってみると、駅がわずかに高台で学校跡が平面だった。

         

        上厚内小学校は、へき地等級1級、児童数43名(S.34)、
        大正13年開校、昭和57年閉校。最終年度(S.56)の児童数は3名。
        広い校庭があって、環境は良さそうに見えた。
        かつては商店があり、今も駅は存続している。
        「なぜここまで過疎が進んだんだろう」
        綺麗に残っている赤い屋根の体育館を見ながら、
        私は少し不思議に思った。

         

         

         画像1 : 上厚内小学校跡
          左側の大ぶりの建物は体育館、
          右側の小ぶりの建物は地域の会館で、
          入口がついた渡り廊下でつながっている。

         

         

         画像2 : 上厚内・「郷学の庭」の碑(1)
          小さく「第11代校長 太田孝幸」と刻まれている。
          気候の厳しさのせいか、
          台座のコンクリートの角は崩れ始めていた。

         

         

         画像3 : 上厚内・「郷学の庭」の碑(2)
          碑の裏面には
          「上厚内小学校閉校記念事業協賛会 昭和57年3月20日」
          と刻まれていた。

         

         (2016年 5月30日(月)午前6時28分〜35分頃)
         


        北海道浦幌町 上厚内(その2)

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          平成28年5月30日(月)、道東・十勝の廃校廃村めぐり、 
          上厚内駅に滞在できる時間は1時間8分。
          ひと通り探索するにはちょうどよい時間だ。

           

          駅前には商店の跡が構えている。
          廃校廃村で、かつて商店があった集落はあまりない。
          何年頃まで開いていたのだろうか。

           

           

           画像1 : 上厚内・駅前商店跡(1)
            「廃村をゆく」に載っているpiroさん撮影の画像では
            入口左側に赤いポストが写っている。
            5年ほどの時を経て、ポストは失われていた。

           

           

           画像2 : 上厚内・駅前商店跡(2)

            近づくと、なかなかの存在感がある。

           

           

           画像3 : 上厚内・駅前商店跡(3)
            日専連カードの加盟店だったらしい。

           

           (2016年 5月30日(月)午前6時20分〜40分頃)
           


          北海道浦幌町 上厚内(その1)

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            平成28年5月30日(月)、道東・十勝の廃校廃村めぐり、 
            芽室行き1両編成のディーゼルカーは、朝6時14分、上厚内駅に到着した。

             

            上厚内は「駅がある廃校廃村」、鉄道に乗って行きたかった。
            しかし、本数は上りが7本、下りが6本。
            実現させようと思ったら、厚内始発の朝一番を使って、
            次の朝7時22分発で出発するぐらいしか、方法はないと言える。

             

            上厚内で下りたのは、もちろん私ひとり。
            駅に人影は、もちろんなかった。

             

             

             画像1 : 上厚内・跨線橋から見た風景
              最初に見た風景は、こんな感じだった。

             

             

             画像2 : 上厚内駅・1番線ホーム
              貨物列車が交換のため停まっていた。


             

             画像3 : 上厚内駅・駅舎 
              味がある木造駅舎で、ノートが置いてあった。 

             

             (2016年 5月30日(月)午前6時15分〜20分頃)
             


            北海道浜中町 三番沢

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              平成28年5月29日(日)、道東・釧路の廃校廃村めぐり、 
              漁業集落 末広(まびろ)を後にして、クルマ2台は合同探索最後の目的地
              浜中町三番沢(さんばんさわ)を目指した。

               

              海岸に近い散布(ちりっぷ)から湿原の縁をたどるような道を北上すると、
              「林道3番沢線」という看板がある枝道が見当たった。
              しかしこれはフェイントで、入って1劼曚匹埜蹐蠅傍いついた。
              K・Tさんが前に内陸のほうから訪ねたとき、
              林道の入口には「四番沢・五番沢林道」という看板が立っていたという。
              そのうちに現在地を把握することができ、
              3番沢線入口から北約1劼砲△觧鞍崑瑤妨かう林道入口を見つけることができた。
              しかし、「四番沢・五番沢林道」という看板は見当たらなかった。

               

              林道入口から約1區覆爐函右手に一本のマツの木が見えてきた。
              これが小学校跡の目印で、田中さん、K・Tさんはクルマを停めた。
              三番沢小学校はへき地等級4級,児童数28名(S.35), 
              明治35年開校,昭和47年閉校,最終年度(S.46)の児童数は6名だった。 
              学校跡は草地になっており、傾いて立つ標柱が痕跡といるかもしれない。

              学校跡の裏手の神社跡は、錆びた屋根が残るため、すぐに見つけることができた。
              K・Tさんは、「6年前に訪ねたときと比べると、ずいぶん傷んだ」と言われていた。

               

              集落跡の道を歩いていると、おそらく三番沢に最後まで残っていた家屋が
              屋根だけとなって残っていた。
              家屋跡の手前に張られた鎖は、家屋が建っていた頃からそのままなのであろう。

              周囲は原野と湿原が広がるのみ。
              耕地の跡に木が生え始める三番沢には、廃村らしい空気に包まれていた。

               

               

               画像1 : 三番沢小学校跡
                目印のようにマツの木が立っている。
                画像左手の草地が学校跡で、その奥に神社跡がある。

               

               

               画像2 : 三番沢神社跡
                大破した小さな社殿が見つかった。
                少しずつ傷んで大破したのであろう。

               

               

               画像3 : おそらく三番沢に最後まで残っていた家屋
                住宅地図から推計した三番沢の離村時期は平成5年頃、
                屋根だけ残る家屋跡の手前には、鎖が張られていた。

               

               (2016年 5月29日(日)午後1時10分〜1時30分頃) 


              北海道厚岸町 小島(その6)

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                平成28年5月29日(日)、道東・釧路の廃校廃村めぐり2日目、
                離島の冬季無人集落 小島(こじま)は
                その名の通りとても小さな島なので、ひと通り回っても1時間はかからなかった。

                 

                探索を終えてからは、島南端の砂利の平地に座って
                ぼんやりと小中学校跡の校舎を眺めていた。
                私が小学校を卒業したのは昭和49年。
                この東の果ての小さな島に、その頃には学校があったのだ。

                 

                気がつけば、みんな学校の近くに集まってきている。
                思いついて皆に声を掛け、集合写真を撮った。

                 

                上陸から2時間半、漁船は小島を離れた。
                偶然だが、船が出たのは、学校のすぐそばの浜だった。

                 

                 

                 画像1 : 砂利の平地から見た校舎
                  漁の頃には、たくさんのコンブが干されることなのだろう。

                 

                 

                 画像2 : 集合写真と校舎
                  もしも学校がなかったら、誰も島には渡らなかったことだろう。
                 

                 

                 画像3 : 帰路の漁船から見た校舎
                  往路よりも波が高かったので、
                  波除けのビニールシートをかぶって乗った。

                 

                 (2016年 5月29日(日)午前10時30分〜11時5分頃)


                北海道厚岸町 小島(その5)

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                  平成28年5月29日(日)、道東・釧路の廃校廃村めぐり2日目、
                  離島の冬季無人集落 小島(こじま)の探索、
                  島の中では、「集落としての小島」を求めて歩いた。

                   

                  展望台を下りて、教員住宅跡の廃屋を見た後、
                  家屋、番屋が立ち並ぶ一角に身をおくと、
                  海が見えなくなることに驚いた。
                  建物が集まっていると、狭い島にも広がりができるものだ。

                   

                  小島北端の海岸からは、島のような感じで北海道本土が見える。
                  昭和10年まで島の北側にあった初代小島小学校跡は、
                  その後の浸食で海中に没したという。

                  南端の海岸からは、大黒島(無人島)が見えている。
                  大黒島は、特別鳥獣保護区に指定され、立入りが制限されているが、
                  肉眼でもわかる大きさの番屋が建っていた。

                   

                   

                   画像1 : 小島集落(その1)
                    南側から北側を見ると、
                    正面遠方、錆びた屋根の家屋の右側に
                    北海道本土の緑が見えた。

                   

                   

                   画像2 : 小島集落(その2)
                    北側から南側を見ると、
                    正面遠方に大黒島の緑が見えた。
                   

                   

                   画像3 : 漁船と小島集落の遠景
                    一段高いところに神社が、
                    右端(南端)に校舎が建つ。
                    少しだけ海も見える。

                   

                   (2016年 5月29日(日)午前10時5分〜25時頃)
                   


                  北海道厚岸町 小島(その4)

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                    平成28年5月29日(日)、道東・釧路の廃校廃村めぐり2日目、
                    離島の冬季無人集落 小島(こじま)の探索、

                     

                    まずは展望台(避難施設)に登って、上から島全体を見渡した。

                    てっぺん間近のところで、道新のYさんとすれ違った。
                    展望台一番乗りは、Yさんのようだ。
                    海抜28mといっても、てっぺんまで登ると結構高い。
                    私は端島(軍艦島、海抜20m)の神社から見渡した東シナ海を思い出した。
                    こちらの海は太平洋だが、その雰囲気には共通点がある。

                     

                    しかし、展望台周辺のカモメの数は半端じゃない。
                    風が強くなってきたこともあって、ゆっくりする気にはならなかった。
                    下りる階段では、カモメに喰われたらしい小さな鳥の骨に気づいた。

                     

                     

                     画像1 : 展望台から見た小島の全景(その1)
                      東側の山に寄り添うように家屋が集まって建っている。
                      泊まった民宿がある厚岸市街も似た形をしている。
                      漁師の方が住むには良い環境なのかもしれない。

                     

                     
                     画像2 : 展望台から見た小島の全景(その2)
                      久保田さんは「今は山には入ることはできない」と言われていた。
                      私は道が荒れているからかと思ったが、
                      どうやらカモメの巣がたくさんあって、
                      山に入ると攻撃をしかけるからなのだろう。

                     

                     

                     画像3 : 展望台のカモメ
                      私はにぶいからか、頭の上を飛んでいるぶんには、
                      カモメに恐さは感じなかった。
                      近距離で顔をあわせたカモメとは、一定の距離を保って向き合った。

                     

                     (2016年 5月29日(日)午前9時55分〜10時頃)

                     


                    北海道厚岸町 小島(その3)

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                      平成28年5月29日(日)、道東・釧路の廃校廃村めぐり2日目、
                      離島の冬季無人集落 小島(こじま)では、2時間半ほど島に滞在した。

                      久保田さんへの聞き取りが終わった後は、校舎の中を見学し、
                      1時間強、各自で島内を探索した。

                       

                      私はまず、学校跡のそばに建つ神社と、その上の高台へと続く
                      展望台(避難施設)に向かった。

                      島には私達8名以外にも、子供を含む10名ほどのグループが訪ねて来ていて、
                      校舎のそばでバーベキューの準備をされていた。
                      お話をうかがうと、島の方の知合いで、厚岸市街から来られたとのこと。

                       

                       

                       画像1 : 学校跡を出て島内探索へ出発
                        校舎の前も砂利の平地となっている。
                        たくさんの人がいて、意外な賑やかが醸し出されていた。

                       

                       

                       画像2 : 小島の神社・厳島神社
                        社屋はピリカウタ(本土)からもはっきり見ることができる。
                        家屋前のガラス張りの小屋では、自家用の野菜が育てられていた。

                       

                       

                       画像3 : 避難施設の階段から校舎を見る
                        屋根には、特徴的なコンクリ煙突が3本見られた。
                        遠くには、尻羽岬(本土)が見える。

                       

                       (2016年 5月29日(日)午前9時50分〜9時55分頃)


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