秋田県小坂町 小坂元山(その1)

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    平成29年9月17日(日)、秋田県北部の廃村めぐり、
    丹内沢からは、3つ目の目的地 小坂元山(こさかもとやま)を目指した。
    同和鉱業 小坂鉱山は、
    江戸期から平成2年まで稼働した秋田県を代表する鉱山(主要鉱物は銅)で、
    鉱山跡には小坂精練などDOWAグループの複数の企業が稼働し、
    資源リサイクル事業、産業廃棄物処理事業などを展開している。

     

    秋田県には十数回通っているが、小坂町を訪ねるのは今回が初めて。
    R.282から小坂市街に入り、まず重要文化財 小坂鉱山事務所、康楽館が建ち並ぶ
    「明治百年通り」(永楽町)に足を運ぶ。
    通りの南端辺りにある小坂レールパーク(小坂駅跡)とともに、
    観光に力を入れている様子が伺える。

     

     

     画像1 重要文化財 小坂鉱山事務所(明治38年建設)

     

     

     画像2 康楽館(明治43年から続く現役の芝居小屋)

     

     

     画像3 小坂鉄道跡の線路(平成21年廃止、永楽町駅は観光用のもの)

     

      (平成29年9月17日(日)午前11時〜11時20分頃) 
     


    秋田県大館市(旧比内町) 丹内沢

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      平成29年9月17日(日)、秋田県北部の廃村めぐり、
      立又に続いては、炭鉱集落の廃村 丹内沢(たんないざわ)を目指した。
      丹内沢の情報は乏しく、地図上では五万地形図(大葛、S.32)に
      「丹内沢国有林」「せきたん」と記されている程度だ。
      名称は三岳無煙炭鉱 丹内鉱業所というが、
      戦後の短い期間に稼働していたぐらいのことしかわかっていない。

       

      大葛小学校丹内冬季分校は、へき地等級1級、児童数3名(S.34)、
      昭和25年開校、同36年閉校。
      手前の集落 森合から丹内林道(ダート)に入り、1匸し走ると、
      錆びた開いたゲートが構えていた。
      周囲が少し広くなったので「この辺りが炭鉱集落跡かな」と思ったりした。
      ゲートの先、地形図の「せきたん」の場所までクルマを走らせたが、
      集落の痕跡は何も見られなかった。

       

       

       画像1 丹内沢入口には「丹内林道」の標柱が立っていた

       

       

       画像2 丹内林道には、錆びた開いたゲートが構えていた

       

       

       画像3 ゲートのそば、丹内沢に架かる丹内三号橋の銘板

       

        (平成29年9月17日(日)午前9時5分〜9時40分頃) 

       


      秋田県大館市(旧比内町) 立又(その3)

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        平成29年9月17日(日)、鉱山集落の廃村 立又(たつまた)、
        小学校跡からは、「地理院地図」Webにある鳥居マークを目指して
        山道を歩いて上った。

         

        調整池跡の平地で先ほどの軽トラの方と再び遭遇。
        この方はご夫婦でキノコ採りに来られているとのこと。

         

        神社跡へ向かう道筋がわかったのでたどってみたが、
        草藪に阻まれてたどり着くことはできなかった。

         

         

         画像1 県道から神社跡への上り口

         

         

         画像2 調整池跡の平地は草原になっていた

         

         

         画像3 神社跡手前で見かけたコンクリの建造物

         

          (平成29年9月17日(日)午前7時50分〜8時20分) 

         


        秋田県大館市(旧比内町) 立又(その2)

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          平成29年9月17日(日)、鉱山集落の廃村 立又(たつまた)、
          当たりをつけた場所に小学校跡(昭和48年閉校)の碑が見つからず、
          「どうしようか」と焦ってきた頃、地域の方の軽トラが走って来た。

           

          手を上げて乗っている方にご挨拶をして碑のことを訪ねたところ、
          「そぐそばにある」とのこと。
          案内していただくと、草むらの先にわずかに石碑と案内板が見えた。
          「草生す時期の探索はたいへんだ」としみじみ思った。

           

          「立又小学校之跡」碑の建立は昭和54年。案内板には
          「昔日の思い出を求めてこの地を訪ねる人々のために記念の碑を建立」
          と記されていた。

           

           

           画像1 草むらの向こうにわずかにそれらしきものが見えた

           

           

           画像2 草むらの中、何とか「立又小学校之跡」の碑を見つける

           

           

           画像3 碑の横には手書きの案内板が建っていた

           

            (平成29年9月17日(日)午前7時35分〜7時45分) 


          秋田県大館市(旧比内町) 立又(その1)

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            平成29年9月17日(日)、鷹巣のビジネスホテル起床は早朝5時頃。
            台風が迫ってきており、「翌日の青森県の分まで回ることができないか」とも思ったが、
            じっくり回ったほうがよいことがやがてわかった。

             

            宿を6時10分に出発し、R.285で旧比内町に入り鉱山集落の廃村 立又(たつまた)を目指す。
            手前の集落 弥助から先の県道(111号 桂瀬笹館線)はダートになるかと思ったが、
            傷んだ舗装の合間に砂利が引かれた道が、立又に着くまで続いていた。

             

            立又小学校は、へき地等級無級、児童数147名(S.34)、昭和23年開校、昭和48年閉校。
            大日本鉱業 立又鉱山の主要鉱物は銅で、
            二万五千図(明利又、S.48)の文マークは鉱山集落の中ほどの場所にある。
            そこは「地理院地図」Webの碑マークと同じ場所だ。

             

            まず、県道を行けるところまで走ったが、集落の痕跡は糸柄沢川の護岸ぐらいでほとんどわからない。
            カーナビを文マークの地点に仕掛け、
            クルマを下りてその周囲を歩いても気配は感じられない。

             

             

             画像1 弥助から立又へと向かう道
                往時は路線バスが走っていたという。

             

             

             画像2 立又鉱山集落跡(その1) 
                集落跡の南の端が県道の終点になっている。

             

             

             画像3 立又鉱山集落跡(その2)
                道の左側に小学校跡想定地がある。

             

              (平成29年9月17日(日)午前6時50分〜7時30分) 


            秋田県藤里町 大開(その2)

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              平成29年9月16日(土)、秋田県の廃村めぐり、
              大開の離村記念碑「大開の郷」(平成4年建立)は,猿ヶ瀬園地の中に建っている。
              林道を先に回ったので,園地に着いた頃は日が暮れて,夕闇が迫る頃だった。

               

              人の姿のない広い園地で,「見つからないのではないか」と焦ったが,
              湖畔の様子をうかがって駐車場方向に戻ると,
              歩道沿いに大きな碑を見つけることができた。
              写真を撮ることができるぎりぎりの時間のことだった。

               

               

               画像1 猿ヶ瀬園地から見た、夕闇が迫る素波里湖
                  猿ヶ瀬は大開の中の地区名で、
                  五万地形図(田代岳、S.39)には大開しか載っていないが、
                  藤琴局 郵便区全図(S.28.7)では大開11戸、猿ヶ瀬10戸と
                  分かれて記載されている。

               

               

               画像2 離村記念碑「大開の郷」
                  「見つからなかったら、朝に改めて来なければならないかなあ・・・」
                  とも思ったので、
                  見つけることができたときは、「あったー!」といって喜んだ。

               

               

               画像3 クルマ一台停まるだけの猿ヶ瀬園地駐車場
                  キャンプができるので、夏はいくらか人は来るのだろうか。
                  3分前に見られた空の茜色は、群青色に変わっていた。

               

                (平成29年9月16日(土)午後5時50分〜6時頃)
               


              秋田県藤里町 大開(その1)

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                平成29年9月16日(土)、秋田県の廃村めぐり、
                長五郎沢からは、旧二ツ井町中心部を挟んで北側、
                ダム(素波里ダム)建設関係の廃村 大開(おおびらき)へと向かった。

                 

                カーナビは藤琴川沿いをさかのぼる道を表示したが、
                「種梅川沿いの道からでも行けるはず」と読んで先へ進むと、
                2年前に「秋田・廃村研究調査」で訪ねた廃村 柾山沢入口を通って、
                藤里町へ入ることができた。
                この道は旧峰浜村から白神山地南縁を横断して、素波里ダム、
                これも「秋田・廃村研究調査」で訪ねた廃村 奥小比内経由、
                藤琴川沿いまで通じているらしい。

                 

                米田小学校大開分校は、へき地等級4級、児童数12名(S.34)、
                大正10年開校、昭和40年閉校。
                分校跡は素波里ダム湖畔 猿ヶ瀬園地から
                粕毛林道(ダート)を3劼曚豹覆鵑西貊蠅砲△蝓
                そこもダム湖に沈んでいる。
                この日は水量が少なく、時間があったら
                ふだん湖底の場所を歩くことができたかもしれない。

                 

                 

                 画像1 大開集落跡近辺の粕毛林道(その1)
                    「そろそろ文マークよりも先になる」というところで
                    材木の山積みが視界に入った。
                    折り返すにはよいタイミングだった。

                 

                 

                 画像2 大開集落跡近辺の粕毛林道(その2)
                    林道沿いには「白神 ランプの宿」という
                    山小屋が建っているぐらいで、
                    往時を偲ぶものは何も見出せなかった。

                 

                 

                 画像3 大開集落跡近辺の素波里ダム湖
                    いかにもクマでも出そうな山に、夕闇が迫る。
                    明るさがあるうちに
                    碑が建つ猿ヶ瀬園地まで戻らなければならない。

                 

                  (平成29年9月16日(土)午後5時20分〜5時40分頃)

                 


                秋田県能代市(旧二ツ井町) 長五郎沢

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                  平成29年9月16日(土)、秋田県の廃村めぐり、
                  手前の集落 鬼神から長五郎沢へと向かう渕瀬林道(ダート)の入口には
                  「熊に注意」という看板があった。
                  林道入口に地域の方の姿があったので、
                  「この林道は長五郎沢に続きますか」と確認すると、「わからない」とのお返事だった。

                   

                  仁鮒小学校長五郎沢冬季分校は、へき地等級2級、児童数20名(S.34)、
                  昭和25年開校、昭和41年閉校。
                  長五郎沢の入植は昭和21年、戸数は24戸、移転は昭和41年。
                  集落跡は森林管理署の作業場となっており、20分ほど探索したが、
                  往時からと思われるものは何も見つからなかった。

                   

                   

                   画像1 長五郎沢へ続く林道入口
                      「渕瀬林道」とあるように、地域では長五郎沢ではなく
                      渕瀬、もしくは藤瀬と呼ばれているらしい。

                   

                   

                   画像2 長五郎沢・分校そばの三差路
                      砂利の山があったので、上って三差路を見下ろした。
                      分校は、作業掲示板がある辺りにあったと思われる。
                   

                   

                   画像3 長五郎沢・集落跡の風景
                      離村から51年。
                      集落跡には切り出しされたスギ林の跡が広がっていた 

                   

                    (平成29年9月16日(土)午後3時30分〜4時10分頃)
                   


                  秋田県大館市(旧田代町) 千歳

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                    平成29年9月16日(土)、秋田県の廃村めぐり、
                    三差路まで戻り、蛭沢千歳林道(ダート)を2匐走ると、
                    千歳(ちとせ)地内、今も存続する戦後開拓集落 平滝へと続く林道(平滝林道)
                    との三差路に到着した。

                     

                    岩野目小学校千歳分校は、へき地等級2級、児童数18名(S.34)、
                    昭和26年開校、昭和45年閉校。
                    千歳の入植は昭和22年、戸数は16戸、移転は昭和45年。
                    分校跡の建物は早口市街 谷地の平に個人所有の建物「奉養庵」として
                    移築されたという。
                    集落跡はスギ林となっており、20分ほどの探索で見つけた往時からと思われるものは、
                    古びたカーブミラーだけだった。

                     


                     画像1 千歳・スギ林となった集落跡地
                        これほど何も残っていない集落跡は珍しい。

                     

                     

                     画像2 千歳分校跡の平地
                        スギ林には、しっかりした林床植生があった。
                        「奉養庵」の場所がわかっていたら、
                        訪ねたかったところだ。

                     

                     

                     画像3 千歳で見つけた古びたカーブミラー
                        カーブミラーには
                        「道路反射鏡 推薦全日本交通安全協会 道路開発株式会社」
                        という銘板がついていた。

                     

                      (平成29年9月16日(土)午後1時30分〜1時50分頃)
                     


                    秋田県大館市(旧田代町) 菅谷地

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                      平成29年9月16日(土)、秋田県の廃村めぐり、
                      岩野目からおよそ6辧⊃谷地(すがやち)と千歳の分岐点まで進むと、
                      「←味噌内林道」「→蛭沢千歳林道」という標柱とともに
                      「←シムコ大館GGPセンター 菅谷地養豚農場環境対策協議会」
                      という看板が建っていた。

                       

                      味噌内林道(舗装)を道なりに進むと、養豚農場の施設が見えてきた。
                      大野小学校菅谷地冬季分校は、へき地等級2級、児童数11名(S.34)、
                      昭和33年開校、昭和40年閉校。
                      戦後開拓集落 菅谷地の入植は昭和21年、戸数は17戸、移転は昭和42年。
                      集落跡の主部は養豚農場になっており、
                      30分ほどの探索で見つけた往時からと思われるものは、
                      瀬戸物のかけらだけだった。

                       

                       

                       画像1 菅谷地と千歳の分岐点・林道の標柱と養豚農場の看板
                          「菅谷地」の名前があって、近づいてきたと感じる。

                       

                       

                       画像2 養豚農場の施設
                          「シムコ大館GGPセンター」は思ったよりも大きな施設で、
                          近寄ろうという気持ちにならない。
                          後で調べたところ、シムコは種豚の生産・販売を主として
                          全国展開する会社で
                          GGPは原原種豚(Great Grand Parent)、
                          大館GGPセンターは平成24年4月開設とのこと。

                       

                       

                       画像3 菅谷地・集落跡の道と養豚農場の建物
                          集落跡の道と養豚農場の敷地には重なりがあって、
                          そこには「警告 社有地につき立入禁止」の看板が建っていた。

                       

                        (平成29年9月16日(土)12時40分〜午後1時10分頃)
                       


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