岐阜県高山市(旧久々野町)有道 (その2)

  • 2020.06.04 Thursday
  • 06:54

令和2年GW、岐阜県・飛騨の廃村探索、
奥有道の手前1劼曚匹如町有林管理棟がある広い林道(桜谷林道)との三差路についた。
大坊本谷沿いの道は、軽自動車しか走れない規格らしい。


やがて耕地跡の石垣が見つかり、たどり着いた奥有道には「南無阿弥陀仏」と刻まれた常光寺跡地碑(昭和55年建立)が建っていた。

跡地碑の写真を撮ろうとすると、物音が聞こえたので、周囲を観察するとエサをついばむカモシカの姿があった。
大きなカモシカは動きが鈍く、あわせて写真を撮ることができた。
駐車場の近くには、小さめの常光寺跡地碑(昭和61年建立)も建っていた。

 

 

 画像1 奥有道・「南無阿弥陀仏」と刻まれた常光寺跡地碑

 

 

 画像2 常光寺跡地碑そばには、カモシカの姿があった

 

 

 画像3 駐車場のそばに建つ小さめの常光寺跡地碑

 

 (2020年5月2日(土)午後3時25分〜3時35分頃)

 

岐阜県高山市(旧久々野町)有道 (その1)

  • 2020.06.03 Wednesday
  • 06:48

令和2年GW、岐阜県・飛騨の廃村探索、
滝上からは、国道41号を木賊洞(とくさぼら)まで戻り、大坊本谷をさかのぼって有道(うとう)へと向かった。
有道は、大坊本谷沿いの奥有道と口有道沿いの口有道に分かれるが、常光寺があった奥有道のほうが存在感が強い。
郵便区全図(S.35.7)の戸数は奥有道が12戸、口有道が9戸とある。
双方に文マークがあるのは、分校が奥有道校舎と口有道校舎の2ヵ所に分かれていたことによる。
離村年は奥有道が昭和37年、口有道が昭和42年である。

 

口有道谷沿いの道は広い舗装道なのに対して、大坊本谷沿いの道は荒いダートで、分岐点はとてもわかりにくい。
「大丈夫かな」と心配になって来た頃、傘状の施設が視界に入り、その対面には「町有林造成記念碑」が建っていた。
傘状の施設のそばにはサクラが咲いており、休憩用に作られたものなのかもしれない。
道中では所々にサクラやスイセンなど春の花が見られた。

 

 

 画像1 奥有道の手前・傘状の施設のそばに咲くサクラ 

 

 

 画像2 傘状の施設の対面に建つ「町有林造成記念碑」

 

 

 画像3 林道沿いで見かけた祠

 

 (2020年5月2日(土)午後3時10分〜3時15分頃)

 

岐阜県下呂市(旧小坂町)滝上 (その3)

  • 2020.06.02 Tuesday
  • 06:19

令和2年GW、岐阜県・飛騨の廃村探索、
滝上の広々とした放牧場では、遠くにクルマが停まった管理棟が見えた。
放牧は5月中旬から10月下旬までというから、準備の作業をされているのだろう。
放牧場の真ん中には「畜霊碑」が建っていて、「昭和61年 牧場開設20周年記念 小坂町和牛改良組合建立」との旨が刻まれていた。

 

畜霊碑の手前には、家屋のガレキが見られた。
開拓農家のものかどうかはわからないが、往時の家屋が何らかの用途で残されていたとしても不思議ではない。
飛騨といえば飛騨牛の産地。
滝上牧場では42ヘクタールの放牧場で、最大70頭の黒毛和牛が飼育される。

 

 

 画像1 滝上・広々とした放牧場

 

 

 画像2 牧場の中に建つ「畜霊碑」 

 

 

 画像3 牧場の中には家屋のガレキが見られた

 

 (2020年5月2日(土)午後1時55分〜2時10分頃)

 

岐阜県下呂市(旧小坂町)滝上 (その2)

  • 2020.06.01 Monday
  • 07:01

令和2年GW、岐阜県・飛騨の廃村探索、
小坂小学校滝上分校は、へき地等級3級、児童数4名(S.34)、昭和26年開校、昭和38年閉校。
通学する児童は1〜3年だったというが、小坂市街−滝上は7劼發△蝓4年生からの児童は寄宿舎に入っていたのだろうか。
郵便区全図の文マークは、道の左手に記されており、道筋はほぼ同じなことから、「土場がそのまま分校跡ではないか」と推測した。

 

滝上の土場では、林業会社の方(Kさん)と話をすることができた。
御岳山の西麓になる小坂町は林業が盛んで、滝上は林業の基地でもあるようだ。
滝上に通じる道の途中に線路を使った柵があったことを考えると、往時は林鉄が走っていたのかもしれない。

Kさんは、仕事の中でカマドやトイレの跡に「こんな山の中に暮らしがあったのか」と思うことがあるという。
また「下呂市内では、山のてっぺんに平地があって、それは租税を逃れるための隠れ田んぼだった」という興味深い話をきかせていただいた。

 

Kさんからは「地域の歴史を掘り下げるのはよいことだ」という声をちょうだいした。
会話を楽しみながらも、マスクの着用やソーシャルディスタンスには気を配った。

 

 

 画像1 滝上・「土場が分校跡ではないか」と推測する

 

 

 画像2 土場から見た分岐、真ん中の道が牧場へと続く

 

 (2020年5月2日(土)午後1時45分〜1時55分頃)

 

岐阜県下呂市(旧小坂町)滝上 (その1)

  • 2020.05.31 Sunday
  • 08:22

令和2年GW、岐阜県・飛騨の廃村探索、
高山駅近のGSでクルマを借りて、国道41号を走って旧小坂町滝上(たきのうえ)を目指す。
国道の交通量は少なくはなく、ツーリングのバイクも走っている。
なぜか暑い日で、道路脇には28℃の温度標示があった。


まず立ち寄った飛騨小坂駅は丸太造りの山小屋風駅舎で、駅舎入口のベンチに座って昼食休みをとる。

滝上は戦後開拓集落で、昭和21年に入植。郵便区全図(S.29.8)には滝上の戸数は13戸とある。
しかし標高1000mを超える高冷地に生活は根付かず、昭和37年10月には全戸離村。
開拓跡地には行政の手によって放牧場が作られた(昭和41年開設)。

 

飛騨小坂駅からは国道41号を無数原交差点まで戻り、細い舗装道を高度を上げながらどんどん走る。
やがて、土場(材木が積まれた平地)にたどり着いたので、クルマを停めて探索を開始した。

 

 

 画像1 滝上へと続く曲がりくねった車道

 

 

 画像2 車道沿いには、林鉄の線路を使った柵が見られた

 

 

 画像3 滝上・土場にクルマを停めて探索を開始する

 

 (2020年5月2日(土)午後1時20分〜1時50分頃)
 

岐阜県本巣市(旧根尾村) 越波(その2)

  • 2019.06.16 Sunday
  • 07:51

令和元年5月GW、岐阜県の廃村探索、
越波(おっぱ)を訪ねるのは平成12年GW以来、実に19年ぶり。
掲示板には「ふるさと越波だより」という地域情報誌と年間行事表が貼られていた。
また、願養寺、八幡神社はしっかり維持管理されており、集落はしっかりとしているように見えた。
 

「ふるさと越波だより」の縁で、後日、事務局の後藤秀若さんに話をうかがう機会を得た。
以前から知りたかった集落が冬季無住になった時期は、
「越波分校の児童2名が、積雪期に本校へ通うようになった昭和45年の冬から」と教えていただいた。
黒津小学校越波分校は、へき地等級3級、児童数24名(S.34)、
昭和45年より長嶺小学校越波分校、へき地等級4級、児童数2名(S.45)、
分校は昭和56年まで存続した。

 

 

 画像1:浄土真宗 願養寺
    昭和44年、寺の本尊は岐阜市内に新設された別院に移転したが、
    平成23年、有志によって改修が行われ、
    鐘着き堂(鐘楼)が「越浪和願の鐘」として再興した。

 

 

 画像2:村の鎮守様 八幡神社
    春祭り(5月GW)、夏祭り(8月お盆)、秋祭り(10月上旬)が
    毎年行われている。

 

 

 画像3:集落内の芋畑
    「弘法芋」と呼ばれる芋が、有志の手で育てられている。
    獣害防止の網がしっかり張られている。

 

 (2019年5月2日(日)午後1時55分〜2時15分頃)

 

岐阜県本巣市(旧根尾村) 越波(その1)

  • 2019.06.15 Saturday
  • 07:32

令和元年5月GW、岐阜県の廃村探索、
越波(おっぱ)を訪ねるのは実に平成12年GW以来、実に19年ぶり。
徳山本郷からだと馬坂トンネル経由、国道157号 能郷−黒津(通称「落ちたら死ぬ」区間)を通るのが近い(29辧1時間)。
しかし、案の定通行止だったので、上大須を回るルート(47辧砲鯀んだ。
ノンストップで走ると1時間20分で走ることができた。

 

「誰かいるかなあ」と思った越波だが、たどり着いてみると集落には人の姿があって、
分校跡の校舎は「越波村民の館」として整備されていた。
分校跡の一角には「ふるさと越波」という歌碑が建っていて、

隣の家の方に尋ねたところ、演歌歌手 千原富美子さんが建てられたとのこと。

 

 

 画像1:越波村民の館(旧越波分校 校舎)
     旧越波分校 校舎は、平成21年、有志によって改修が行われ、
    「越波村民の館」として会や宿泊が可能な施設となった。

 

 

 画像2:「ふるさと越波」の歌碑
     千原富美子さんは、岐阜市近郊在住の演歌歌手で、
     越波の風情が気に入って、歌を作り、さらに歌碑を建てたとのこと。

 

 

 画像3:駐車場(旧越波分校 運動場)から集落を見る
     屋根や庇の梁から、雪深い集落であることがわかる。
     越波へ通じる道は除雪されず、冬季無住となる。

 

 (2019年5月2日(日)午後1時50分頃)
 

8回目の徳山村

  • 2019.06.05 Wednesday
  • 06:03

令和元年5月、岐阜県の廃校廃村探索、
鶴見からは、いくつかのトンネルを抜けて徳山村に入った。
昭和62年12月に初めて行って以来、平成の6回を経て、令和元年の今回は8回目。
「どうしてこんなに繰り返し行くのだろうか」と自問自答してみる。
それはきっと、行くたびに新たな発見があるからなのだろう。

妻と一緒に訪ねるのは、今回が初めてだ。

 

徳山会館で中村治彦さん(会館館長)にご挨拶して、会館閲覧用に冊子『廃村と過疎の風景10』を献本した。
村発行の写真集を見ていると、小西順二郎さん(「集落の記憶」徳山村で取材した方)の若い頃の写真を見つけた。
中村さんに教えていただき、湖畔に建つ徳山本郷の「ふるさとの碑」を見に行った。
思ったよりも暑かったため、徳山村で取る予定だった昼食休みは先送りになった。

 

 

 画像1:徳山会館の敷地に建つ、徳山本郷から移設された映画「ふるさと」の碑 

 

 

 画像2:徳山会館から、徳山本郷をはじめ、7つの集落が沈む徳山湖を俯瞰する 

 

 

 画像3:徳山本郷・湖畔に建つ「ふるさとの碑」

 

  (2019年5月2日(木)午前11時〜正午頃)

 

鶴見・令和最初に訪ねた廃村

  • 2019.06.04 Tuesday
  • 07:05

令和元年5月、岐阜県の廃校廃村探索、
助手席に妻を乗せて、岐阜羽島駅のレンタカー店を出発したのは午前9時頃。
「令和最初の廃村は、徳山村にしよう」と国道417号を北上した(岐阜羽島−徳山村は63辧法
しかし、藤橋城の引力に負けて、手前の鶴見(つるみ)に立ち寄ることになった。
令和最初に訪ねた廃村は、鶴見になった。

 

川向こうの東杉原(ひがしすぎはら)にも立ち寄ると、畑仕事をされる島岡範子さん(簡易宿泊所「すぎはら」の女将)に出会うことができた。
御山神社跡の広場に立ち寄ったときに見えた善教寺は、あまり傷んでいなかった。
心配したサルの群れには出会わなかった。

 

 

 画像1:令和最初に訪ねた廃村、鶴見の由来碑 

 

 

 画像2:東杉原・善教寺はあまり傷んでいなかった 

 

 

 画像3:東杉原から見た鶴見の藤橋城(城型のプラネタリウム) 

 

  (2019年5月2日(木)午前10時25分〜10時40分頃)

 

岐阜県郡上市(旧大和町)内ヶ谷開拓

  • 2017.05.06 Saturday
  • 06:41

平成29年GW、岐阜県の廃村めぐり、
内ヶ谷開拓は内ヶ谷川(長良川支流)沿い、
標高は717m(分校跡)、県道から未舗装の林道を入った場所にある。
最盛期戸数は6戸(戦後)、

長良川鉄道郡上大和駅から18km(クルマで40分)の

戦後開拓集落である。

 

工事道から離れて1辧県道52号線(白鳥板取線)と
林道黒田亀尾島線の三差路には、お地蔵さんが奉られている。
西小学校内ヶ谷第二分校は、へき地等級4級、児童数4名(S.34)、
昭和34年開校、昭和45年閉校。
未舗装の林道を川上に向かって3卅ると「いかにも分校跡」という
石垣に囲まれた野外活動の施設が見つかった。
昭和40年代の児童数は第一分校を上回っていた
(例えば、S.42は第一分校1名、第二分校12名)。
しかし、集落再編成事業による移転(昭和45年11月)は
内ヶ谷全体で進められた。

 

主な開拓集落跡は、さらに1卆茲某覆鵑西貊蠅砲△襦
探索すると、石段、石垣、円筒状のコンクリ遺構など、
いくつかの往時からのものが見された。 
少し先には「作業小屋駐車場」があって、川の向こうに小屋が見られるなど
開けた感じがあった。

 

内ヶ谷開拓には「開拓地」というツーリングマップの表記にひかれて、
平成3年夏に行こうとしたけれども、
通じる道が通行止めのため断念したという経緯がある。
今回訪ねることで、26年ぶりの雪辱を果たすことができた。

 

 

 画像1 野外活動の施設が建つ分校跡

 

 

 画像2 円筒状のコンクリ遺構

 

 

 画像3 川向こうの小屋に続く使用不能の橋

 

  (2017年4月28日(金)午後2時〜2時40分頃)
 

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