徳島県三好市(旧東祖谷山村) 谷道(その6)

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    平成29年10月上旬、徳島県の廃校廃村探索、
    谷道の探索は林道歩きも含めて1時間45分。
    祖谷山林道には二三台の工事関係とも趣味関係とも言えない軽四輪が停まっていたが、
    探索の間、誰かに会うことはなかった。


    後で調べたところ「天狗塚」は祖谷山系の山の名前(標高1812m)で、
    谷道は山歩きの領域と言えそうだ。

    リベンジを果たし満足感を得てクルマに戻り林道を走ると、
    行きは開いていた「通行禁止」のゲートが閉まっていた。幸い鍵はかかっておらず、
    事なきを得たが、もしも鍵がかかっていたらたいへんなことになっていた。
    しかし、ゲートから片道1劼領啼擦鬟ルマで行けたメリットは大きく、
    廃村探索に潜んでいるグレーゾーン(合法と非合法の境目)を痛く感じるひとときだった。

     

     

     画像1 谷道からの戻り道、閉まった「通行禁止」のゲートに胆を冷やす  

     

     

     画像2 ゲートを通過して、ひと息つく

     

     

     画像3 道中見かけた、祖谷山林道の案内板

     

      (平成29年10月10日(火) 午後2時40分〜2時50分頃)
     


    徳島県三好市(旧東祖谷山村) 谷道(その5)

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      平成29年10月上旬、徳島県の廃校廃村探索、
      地形図に「谷道」の地名と家屋マークが記されている場所には、
      分校跡からの戻り道に出かけた。


      川を渡ることができるかどうか心配したが、地形図と照らし合わせて林道から川に取り次ぐと、
      そこには「ようこそ 祖谷の丸太橋へ」という看板付きの三本の丸太を組んだ橋が架かっていた。
      看板はフレンドリーなのだが、ワイヤーで補強されていなかったら、
      渡ろうという気にはならなかったことだろう。

       

      谷道営林集落跡は、丸太橋を渡ってすぐの場所だった。
      一面にスギが植林された集落跡を探索すると、石垣、コンクリの水槽、五右衛門風呂の釜などが見つかった。
      形を留めるレベルの崩壊家屋もあったが、往時からのものかどうかは判断できなかった。

       

       

       画像1 谷道川に架かる「祖谷の丸太橋」  

       

       

       画像2 谷道集落跡で見つかったコンクリ造りの水槽

       

       

       画像3 形を留めるレベルの崩壊家屋

       

        (平成29年10月10日(火) 午後2時〜2時15分頃)
       


      徳島県三好市(旧東祖谷山村) 谷道(その4)

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        平成29年10月上旬、徳島県の廃校廃村探索、
        栃瀬小学校谷道分校は、へき地等級4級、児童数19名(S.34)、昭和34年開校、同44年閉校。
        標高1051mは四国一の高所。
        たどり着いた場所は3つの川の合流部で、平地はほとんど見られない。

        「天狗塚」の看板を頼って川に取り次ぎ、渡渉して心当たりの場所を探索したが、
        石垣が見られた程度だった。

         

        分校跡近辺では営林関係の二本の標柱が目を引いた。
        一本には「枝打見本例 六本 昭和47年11月実施」
        「一.対象木、実施時期、枝打高はどうか 一.枝打の仕様、し方、林緑木の取り扱いはどうか」と、
        もう一本には「昭和47年度枝打実施地 祖谷山六林班」と記されていた。

        谷道林業集落は分校閉校頃に離村したと思われ、
        離村間もない頃から立ち続ける標柱に、私は離村記念碑を見つけたような気分になった。

         

         

         画像1 谷道分校跡そばの標高1000m超の渓流

         

         

         画像2 谷道分校跡候補地で見かけた石垣

         

         

         画像3 離村記念碑のような枝打見本例の標柱

         

          (平成29年10月10日(火) 午後1時10分〜1時30分頃)
         


        徳島県三好市(旧東祖谷山村) 谷道(その3)

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          平成29年10月上旬、徳島県の廃校廃村探索、
          営林集落の廃村 谷道(たにみち)まで、谷道入口(R.439からの分岐)からは、
          ほぼ全線がダートの林道(祖谷山林道)を6劼気のぼる。

          1か月半前に作業の方から
          「奥のほうに崩落箇所があるが、そこまでは問題なく走れる」とうかがっていたので、比較的安心感がある。

           

          トラックでも問題なく走れそうな林道をゆっくり進むと、支線との分岐に
          「この先2.1km路肩崩落あり 林道関係者以外の者の進入を禁止します」
          という徳島森林管理署名入りの看板があった。
          しかしゲートは開いており、注意のレベルを上げて先に進んだ。

           

          だんだん路面が荒れてきたので、看板から1劼曚匹妊ルマを停めて
          五万地形図(大栃、S.48)の文マークの場所(約1卆茵砲鯡椹悗靴栃發始めた。
          道中では「営林集落と関係があるかも」と思わせるコンクリの施設や
          石垣が見当たった。
          季節柄「いかにも毒ですよ」という黄色いキノコの群生も見られた。

           

           

           画像1 「進入を禁止します」の看板と赤いゲート  

           

           

           画像2 「営林集落と関係があるかも」と思わせるコンクリの施設

           

           

           画像3 「いかにも毒ですよ」という黄色いキノコの群生 

           

            (平成29年10月10日(火) 午後1時頃)


          新大阪駅 25番線ホーム

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            平成29年12月上旬、四国の廃村探索、
            戻り着いた新大阪駅 25番線では、人の流れに逆らって
            ホームの端まで歩いた。
            沈む間際の夕陽がとてもきれいだったからだ。

             

            いつもはあわただしく通り過ぎるだけの新大阪駅のホームに
            ひととき旅情を感じた。

             

             

             画像 新大阪駅 25番線ホームの端から見た夕焼け

             

              (平成29年12月2日(土) 午後4時40分頃)
             


            松島と釜島

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              平成29年12月上旬、四国の廃村探索、
              探索2日目(12/2(土))、無事杖立リベンジを果たした後は
              新名杖立口(クルマを置いた場所)からノンストップで阿波池田に戻り、
              南風に乗って、岡山を経由して、
              大学の頃の同窓会が開かれる(及び実家がある)大阪へと向かった。

               

              途中瀬戸大橋では、車窓から松島と釜島を見ることができた。
              松島の分校跡は、
              「すぐに行けるのではないか」と思えるほどの距離感で見れる。
              対して釜島は、
              島の茂みの中に分校跡があるとは到底思えない。

               

              松島に上陸したのは平成21年1月、
              釜島は、平成21年1月と平成22年3月(リベンジ)に上陸している。
              いつ見ても、「ちょっと前」のことのように思えるのだが。
              瀬戸大橋から二つの島を見て、上陸してからの年月を数えるたび、
              時の流れのはかなさを感じてしまう。

               

               

               画像1 松島の南側海岸と分校跡の建物
                  手前の島は櫃石島(香川県坂出市)

               

               

               画像2 釜島の西側海岸
                  松島、釜島の所在は、ともに岡山県倉敷市

               

                (平成29年12月2日(土) 午後3時20分頃)
               


              丸亀

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                平成29年12月上旬、四国の廃村探索、
                前日(11/30(木))は通常勤務の後、東京駅午後6時発岡山行きのぞみに乗る。
                岡山で南風に乗り替えて、丸亀駅に着いたのは夜10時16分。
                駅前は年末らしいイルミネーションが飾られていた。

                 

                ホテルのロビーで環境研の小林さんと合流。
                近くのローカル居酒屋で骨付鳥をアテに地酒を飲みながら明日の計画を立てる。
                「棚田跡がある集落のほうがいろんな種の植物があってよい」とのことで、
                目的地は当初予定していた徳島県旧池田町山風呂(やまぶろ)から
                急きょ高知県芸西村の白髪(しれげ)に変わる。
                酔った頭でざっくり見積もった時間配分では、夕方5時15分頃には
                阿波池田駅に着くことができそうだ。
                小林さんは「近隣の現住集落をこれから探す」と、先にホテルに戻った。
                その後、お店の方にマニア話のネタあかしをしながら過ごす。
                居酒屋に入ると、2時間ぐらいは必要なようだ。

                 

                探索1日目(12/1(金))、起床は朝6時頃。
                丸亀城まで散歩に出かけ、うどん屋で釜揚げうどんを食した。
                城山は風が強く寒かったが、
                丸亀市街や瀬戸内の島々、瀬戸大橋が一望することができた。

                 

                 

                 画像1 丸亀駅南口駅前のイルミネーション

                 

                  (平成29年11月30日(木) 午後10時20分頃)

                 

                 

                 画像2 朝の丸亀城

                 

                  (平成29年12月1日(金) 午前7時15分頃)

                 


                2017年12月、月例更新のお知らせ

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                  一昨日(12/4(月))、「HEYANEKOのホームページ」の
                  「500か所超えへの道II」の旅行記に、番外編 II
                  「「想い」が叶った サクラ咲く廃村」
                   〜 福井県大野市上笹又,中島 2016年 4月 をアップしました。 

                   

                  2005年11月の「廃村と過疎の風景(3)」の旅行記のアップあたりから続けてきた
                  ホームページの月例更新は、これをもって休止します。
                  およそ12年間、ありがとうございました。 >見ていただいた皆さま

                   

                  〆の月例更新が、なじみ深い旧西谷村になって、ちょうどよかったです。
                  以後のホームページは、「廃村千選」のリンクの更新等、
                  細かな部分で稼働を続ける予定です。

                   

                   

                   画像1 中島・石垣と石段が残る春日神社跡の境内

                   

                   

                   画像2 上笹又・シダレサクラの花が咲く白山神社跡の境内

                   

                    (平成28年4月16日(土)午後1時〜2時頃)
                   


                  徳島県の廃校廃村(12か所) 完訪!

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                    12月上旬、徳島県美馬市(旧穴吹町)の廃校廃村 杖立(つえたて)に行ってきました。
                    徳島県の廃校廃村は全12か所。
                    残り4か所(深渕、谷道、樫山、杖立)になってから、徳島に丸4か月で3回足を運ぶことになりましたが、
                    年内に完訪できて、ホッとひと息です。
                     

                    クルマを置いた場所(新名杖立口)から杖立(分校跡)まで、歩いて往路が1時間30分、復路が1時間15分。
                    杖立は徳島県でいちばんの難所といえそうです。

                     

                     

                     画像1 杖立までの道のり(山道)
                        車道が終わって間もなく、すごい斜面を頼りない山道が横切っていた(標高840m)。
                        ギョッとしたが、その後山道自体が不明な箇所が何か所もあった。

                     

                      (平成29年12月2日(土) 午前9時45分頃)

                     

                     

                     画像2 山上の祠
                        斜度30度超の斜面を木につかまり、ジグザグに歩いて何とか登り切ると、
                        平らになった山上(標高900m)には祠が構えていた。

                     

                      (同 午前10時5分頃)

                     

                     

                     画像3 杖立分校跡、タイル張りの風呂釜
                        半平小学校杖立分校は、へき地等級3級、児童数8名(S.34)、昭和44年閉校(標高780m)。
                        周囲はただの山林といってよく、「よくここに昭和44年まで分校が存続したもんだ」と思った。

                     

                      (同 午前11時5分頃)
                     


                    堀淳一先生を偲ぶ

                    0

                      平成29年11月15日(水)、堀淳一先生がお亡くなりになりました(享年91歳)。
                      謹んでお悔やみ申し上げます。

                       

                      ===

                       

                      私は堀先生が主宰していたコンターサークル-sのメンバーなので、
                      5回ほど、先生にお会いしたことがあります。
                      うち、平成26年5月下旬、北海道むかわ町の廃校廃村にご一緒したとき
                      まとめたレポートが「廃村と過疎の風景(11)」のNo.10にあります。
                      このとき、追記でまとめた一文が、今の気持ちと重なったので、再掲します。

                       

                      >堀先生の著書「地図で歩く古代から現代まで」(JTB刊)のあとがき,
                      >参照文献の記述には
                      >「私は原則として下しらべをしない−−事前にあまり知りすぎると歩いた時の感興が
                      >既知知識のため歪められたり減殺されるからです」
                      >という一文があった。
                      >これを読んで
                      >「地形図の情報をもとに現地を歩くことは,自分の旅の基本でもあるなあ」と,
                      >再確認した。

                       

                      平成29年は、平均1月に一度、全国各所の廃村をめぐる旅に出かけました。
                      下調べはしないではないが、
                      「あまり情報がないほうが、興味をもって訪ねることができる」という実感があります。

                       

                      ===

                       

                      堀先生には冊子「廃村と過疎の風景(7)」のまえがきを記していただいています。

                      その末尾は「よい旅を!」と思っていたのですが、

                      改めて読み直すと、
                      >ともあれ更なる御健闘を!
                      とありました。

                       

                       

                       画像1 千葉県南房総市(旧白浜町)
                          長尾川の繞谷(じょうこく)丘陵を訪ねたときの堀先生
                           ※ 画像左の人物が堀先生
                             中央が繞谷丘陵
                          堀先生には「廃線跡探索の第一人者」という側面があるが、
                          「地図の第一人者」といったほうがしっくりくる。
                          その中でも繞谷丘陵というと、ストレートに堀先生の顔が思い浮かぶ。

                       

                        (平成25年5月5日(日祝) 午後3時頃)

                       

                       

                       画像2 新潟県長岡市(旧山古志村)
                          ため池がたくさんある丘陵を訪ねたときの堀先生 
                           ※ 画像左の人物が堀先生、
                             建物はJA竹沢出張所
                          中越地震からちょうど丸9年の頃。
                          ため池は鯉の養殖に使われるもので、
                          この日、小学校跡の施設では、ビニール袋入りの錦鯉が即売されていた。

                       

                        (平成25年10月27日(日) 午後2時頃)

                       

                       

                       画像3 北海道むかわ町(旧穂別町)
                          廃村 新登川(しんのぼりかわ)の小学校跡の碑を見る堀先生
                          「地図で歩く古代から現代まで」には「長和廃村」という旅行記があって
                          長和(おさわ)の中には新登川が含まれる。
                          取材は平成7年7月だから、先生は19年ぶりに訪ねられたことになる。
                          印象的な「文房具店だったらしい廃屋」はガレキになっていたが、
                          犬小屋が姿を留めていたのが思い出される。

                       

                        (平成26年5月25日(日) 正午頃)
                       


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